咬み合わせ

咬み合わせの改善

咬み合わせの改善

患者様に沿った”咬み合わせ治療”
悪い咬み合わせやあごのずれは、体全体のバランスに影響し、正常なあごの位置や咬み合わせに改善することは健康な体を手に入れることにつながります。

あなたの咬み合わせは本当に大丈夫!?

あなたの咬み合わせは本当に大丈夫!?

「通常通りごはんも食べられるし、自分は歯の咬み合わせは問題ない」「歯並びもいいから大丈夫」と思っている方も多いと思います。

しかし、実は症状が出ていないだけで、咬み合わせが正しくないことがよくあります。
咬み合わせ不良は、どのようにして起こっているのでしょうか。

咬みあわせが悪くなる原因とは…

咬み合わせ不良の原因として、先天的のものと後天的なものとがあります。

先天的な原因
  • 遺伝
  • 全身疾患
  • 歯の大きさや数、舌の大きさの異常など
後天的な原因
  • あごの成長に悪影響を及ぼすような病気・外傷
  • 口呼吸
  • 指しゃぶりや唇を咬むといった悪い癖
咬みあわせが悪くなる原因とは…

食生活の変化が近年もっとも危惧されています。
最近、食文化が西洋化されてきて、柔らかい食べ物が多くなり、現代人が物を咬む量は格段に減っています。
本来は、良く咬むことで歯が磨り減り、自然とその人に合った咬み合わせが出来上がってきます。

しかし現代人は、咬むことをしなくなり、正常な咬み合わせを作ることが出来なくなり、様々な不正咬合(ふせいこうごう=上下の歯が正しく咬み合っていない状態)になっているのです。

咬みあわせが悪いことが理由で起きる症状

咬みあわせが悪いことが理由で起きる症状

咬み合わせが体に与える影響とはどのようなものでしょうか。
咬み合わせがずれると、首の筋肉の収縮バランスなどの崩れにつながります。
そうすると、頭部や咀嚼筋(そしゃくきん)、筋肉の収縮バランスが崩れることで、頭骸骨(ずがいこつ)が歪み、背骨がずれて、重心がずれる、といった症状が起こってきます。
体のバランスをとっている背骨が曲がることで、万病の元になります。

つまり、咬み合わせの良し悪しは体のいたるところに不具合が生じる原因となります。
咬み合わせが悪いことで、引き起こされる症状で多いものは以下のものがあります。

  • 顎関節症(がくかんせつしょう)

    多くの方がまず気付くのが、顎(あご)の痛みや顎が鳴るといった症状です。顎に痛みを感じたり、顎が鳴ったり、口を大きく開けることができないなど、これらの症状は顎関節症の典型です。

  • 耳周辺の症状

    難聴やめまい、耳の痛みや耳鳴りというような、耳周辺の症状が出てくる場合があります。

  • 口関連の症状

    味覚異常、口が乾く、歯や舌の痛み、食べ物を飲み込みずらい。などの口関連の症状が出てくる場合があります。
    これらの症状の大半は、全身的な疾患で、咬み合わせの悪さが原因ということが思いつかない場合がよくあります。
    それにより、自分の咬み合わせを見直す機会がほとんどないという方が多いのが現状です。
    確かに肩こりや頭痛などで悩んでいるときに、歯科医院に行くという発想になる方は少ないですよね。

    このような症状にお悩みの方は、一度お気軽にご相談ください。

咬み合わせCHECK!!

下記チェック項目が5個以上該当すると、歯並びや咬み合わせに問題がある場合があります。
あれ!?おかしいな?と感じたら当院にまずはお問い合わせください。

咬み合わせCHECK!!
  • 片方の歯でしか食べ物を咬まない癖がある。
  • 上と下の正中線(上下の前歯の真ん中を結ぶ線)がずれている。
  • 奥歯で咬んで、「いーっ」と口を開けたときに、上と下の歯の間がすき間があいている。
  • うどんやスパゲティ等のめん類が、前歯で咬み切ることができない。
  • 上の前歯より下の前歯が前に出ている(反対咬合)。
  • 歯列から飛び出している歯や、八重歯がある。
  • 全体的にがたがたしていて歯並びが悪い。
  • 歯と歯の間に、すき間が空いている(空隙歯列)。
  • 歯を咬み合わせた際に、下の歯がほぼ見えない。
  • 唇が歯に引っかかることがある。
  • 知覚過敏の症状がある。

咬み合わせと体調不良の関係

咬み合わせと体調不良の関係

咬み合わせと体調不良の関係…
全身の健康に影響する咬み合わせとは!?
当医院では矯正歯科治療との一環治療による改善を行います。

咬み合わせと体調不良

あごの位置(咬み合わせ)は、”咬むこと”や”のみこむこと”や”話すこと”の他にも体全体のバランスに影響し、正常なあごの位置をつくることは健康な体を手に入れることにつながります。

あごと全身の関係…

あごの位置のずれは、体の重心(体の平衡や重量バランス)との関係が深いと考えられています。
あごの位置がなんらかの理由でずれると、そのあごを保っている頭・首・頚・肩部の筋肉に変化が出、頭部や頚椎、肩部の骨にずれが生じます。これは、さらに脊柱にも影響を与える可能性もあります。

顎関節症

顎関節症

いわゆる顎関節症といわれる症状も、このようなあごのズレ咬み合わせの悪さから顎関節の筋肉や靭帯に負担がかかり、一つの局所の症状として発症する場合があると考えられています。

また、顎関節症は外傷、歯ぎしり、くいしばり、ストレス等の様々な因子も発症に関与すると云われておりますが、原因不明のものも数多くあります。

顎関節症は一般的に初期症状として口を開閉する時、顎の関節の靭帯部分(顎関節円板)で音(関節雑音)がするといったことから始まる場合が多いのですが、そのまま急激に症状が進行する方は少ないようです。

しかし比較的僅かとも思える咬み合わせの悪さや、左右のバランスの悪さが原因で靭帯が次第に損傷し、やがて口が開かなくなったり、ひどい痛みを伴ったりするといったように症状が進行する場合も見られます。

矯正歯科との一環治療による改善

矯正歯科との一環治療による改善

香川矯正歯科医院では一般的諸検査だけでなく、下顎運動記録解析装置(シロナ ソアナライジング システム)やフットビュークリニック(足圧分布測定システム)などによる検査データを基に診断し、下顎位是正装置を用いた治療を行った後、更に矯正歯科治療を行うという一環の治療を行って多くの好結果を得ています。

舌トレーニングM.F.T

舌トレーニングM.F.T

悪い咬み合わせの原因は舌癖!?
当医院では、M.F.T(Myo Fanctional Therapy)、舌トレーニングで悪い咬み合わせ(開口)などの症状改善を行います。

舌癖のトレーニング

M.F.T筋機能療法(Myo Fanctional Therapy)

開咬などの症状の不正咬合の患者様は、ほとんどの方が舌癖(舌を歯の間から突き出す癖)を持っています。
原因となっている舌癖を治さずに開咬の治療を行っても良い結果を得る事が出来ません。
したがって開咬の治療は、まず、原因の改善(舌癖の治すこと)から行わなければいけないという事です。

舌癖とは!?

舌癖とは!?

様々な口の周囲の習癖の中でも舌癖が最も有名ですが、これは舌突出癖ともいい、歯並びが開咬状態になると二次的に現れてくることが多く、一般的に後天的なものといえます。

舌癖のある人の特徴として、いつも舌が歯を押していて、飲み込むときに強い力でさらに歯を押し出します。
また、唇やほほの筋肉の力が弱い方、特にいつも口を開けている人は外側から歯を押さえる力が足りないため、歯並びが悪くなる原因となります。

幼児期より指しゃぶりを長く続けると上下の前歯の間に大きな隙間が開き、開咬や上顎前突などの不正咬合を発症します。
更に、このような不正咬合になったために歯の隙間に舌を挟み込んだり、歯を舌で裏側から押すようになり、普通では見られない新たな舌癖が生じてくる場合があります。

その結果、異常嚥下癖や口呼吸をもたらし、不正咬合が増悪することにつながっていきます。矯正治療によって上下前歯が咬み合うように改善したにもかかわらず、舌癖によって再び上顎前突や開咬を生じてくる場合もあります。
その他の習癖(指しゃぶり、爪を咬む癖など)でも、様々な不正咬合が生じます。

歯並びや咬み合わせ異常を誘発する舌癖の原因
  • 食物を咀嚼・嚥下する(咬む・飲み込む)時、唾液を嚥下する(飲み込む)時に、唇や頬など口の周りの筋肉を緊張させて歯列の外側から、また舌で前歯を強く押して歯列の内側から圧をかける癖(舌癖)
  • 指しゃぶり、おしゃぶり、爪を咬む
  • 唇を舐める、唇を咬む、唇を吸い込む、舌を動かして弄ぶなどの癖態癖 etc.

この舌癖が主に出てくるのは、物を飲み込む時、つまり嚥下時に舌癖が現れます。この様な嚥下を異常嚥下と言います。(さ行・た行の発音時にも舌癖が認められます)異常な嚥下を治すために、舌癖のトレーニングを行ないます。舌のトレーニングをMFT【Myo Fanctional Therapy】、筋機能療法といいます。

矯正歯科治療と口腔筋機能療法(MFT)の併用

矯正歯科治療と口腔筋機能療法(MFT)の併用

口腔筋機能療法(MFT)とは、歯列に及ぶ筋圧のバランスを整えるためのプログラムであり、このような歯並びに影響のある癖を改善し健康な咬合を育成していくトレーニングです。成長期にトレーニングを行い、バランスの良い筋機能を習得すれば顎の発育を促す事になります。

また、舌癖などを改善することでスムーズに矯正治療が進み、治療後の舌癖による後戻りも防止できるので成人の方にも有効です。

トレーニングの目的
トレーニングの目的
  • 舌の筋肉を強くする
  • 舌や頬、口の周りの筋肉に力をつける
  • 正しい咬み方や飲み込み方を覚える
  • 日常生活の中でトレーニングで覚えた舌の位置やくちびるの状態を維持し、習慣的に正しい飲み込み方を行います。
  • 指しゃぶり、態癖などの除去
口腔筋機能療法(MFT)の応用範囲
  • 幼児・小児の口腔機能の育成、口呼吸の改善(鼻呼吸の獲得)
  • 指しゃぶりへの対応
  • 咬む訓練、リップトレーニング
  • 構音障害
  • 舌小帯切除前後の舌のストレッチ
  • 唾液分泌促進
  • 開咬、すきっ歯の改

口の周りの筋機能が向上し、舌癖が無くなれば、矯正治療の進行もスムーズですし治療後の歯並びを維持するために役立ちます。

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咬み合わせのことでお困りでしたらご相談ください。